Fukurou旅行記

Fukurouといいます。青年海外協力隊で2年間、アフリカで生活→ブラジル等の南米の国々で1年間、仕事と放浪→現在、中米のコスタリカ在住。現地旅行会社勤務。旅、自然、食べ歩き、ビールとコーヒーが大好きです。

動物観察の穴場?サラピキをご紹介。

Hola! (こんにちは!)

 

コスタリカ在住のfukurouです。

今回はコスタリカのカリブ海側に位置する動物観察のオススメスポットである

サラピキ(Sarapiqui)を皆さんにご紹介いたします。

 

コスタリカのカリブ海側には熱帯雨林が広がっており生物多様性の高い場所です。

その中でもサラピキは首都のサンホセから車で約2時間と近い場所ながら

以前、ご紹介したシロヘラコウモリをはじめナマケモノ、数種類のサル類、

カラフルなカエルたち、きらきらと青く輝くモルフォ蝶等の蝶や昆虫、オオハシや

フウキンチョウ、ハチドリ、キツツキ等の多種多様で色鮮やかな野鳥たちが生息しており、コスタリカへ動物観察へ来た方には、ぜひとも1泊はしていただきたい場所です。

それでは早速サラピキについてご紹介してまいります。

 

■サラピキの基本情報:

→コスタリカの7つの県であるエレディア県(Heredia)の約85%の面積を占めている

 地域の名前です。コスタリカのカリブ海地域に位置していて標高は平均で、

 300m程度。サンホセより北へ約90kmほどの距離に位置しております。

 

 年間降水量が多く常に湿気が多く蒸し暑いのが特徴です。

 年間の平均気温は22℃~33℃。雨季、乾季問わずに雨が多いのも特徴で

 午後にスコールのような大雨が降ることが多いですが朝から1日中、

 雨が降り続くこともございます。

 

 日本語でも「熱帯夜」という言葉があるように熱帯気候の場所は夜も蒸し暑い

 イメージを持っている方がいらっしゃるかと思いますが実は違います。

 熱帯林の夜は通常涼しくなり、クーラーがなくとも快適に眠ることが出来ますよ。

 

 スペイン人の征服者たちがコスタリカへやってくる前はボト族(Botos)がこの

 地域に居住していました。彼らの文化(石像など)はサラピキのいたるところで

 見ることが出来ます。

 

 この地域の主な産業は農業(コーヒー、パイナップル、バナナ、牧畜等)

 がメインの産業でエコツーリズムに関してはコスタリカの他の地域と比べると

 まだまだ発展途上という感じで、ホテルの数もそこまで多くはありません。

 

 しかし、近年はサンホセから2時間で熱帯雨林の生き物たちを観察出来ることや

 ラフティング、ジップライン、ゴンドラツアー、チョコレートやパイナップルの農場 を尋ねるツアー等の多様なアクティビティーを行うことが出来ることが注目され、

 観光が主要な産業の1つになりつつあります。

 

■見られる可能性の高い動物:

→サラピキ地域では400種類を超える鳥類、100種を超える哺乳類、

 そして、2000種を超える植物などが生息している。生物多様性の高い場所です。

 一般的な動物観察ツアーで見られる動物としてはナマケモノ、サル類(ホエザル)

 グリーンとブラウンのバシリスク、グリーンイグアナ、カイマン(ボートツアー)、

 野鳥ではオオハシやフウキンチョウ、ハチドリ類等の熱帯のカラフルな野鳥の他、

 絶滅危惧種に指定されているコンゴウインコも2種類生息しております。

 その他、モルフォ蝶やフクロウ蝶をはじめとする蝶類、珍しい昆虫類も生息。

 両生類ではカラフルなヤドクガエルの他、世界一美しいカエルともいわれる、

 「アカメアマガエル」も生息しております。

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コスタリカに生息する4種類のサルの1種である「マントホエザル」。サラピキでもよく見られます。

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熱帯を代表する野鳥の1種であるオオハシの仲間で「クリハシオオハシ」。コスタリカに生息するオオハシの仲間の中で最大で、飛んでいる時に大きなクチバシがバナナに見えることから英語で「フライングバナナ」とも呼ばれます。

 

■オススメの動物観察スポット:

→主なオススメの観光スポットをご紹介します。

①サラピキ川:

→プエルトビエホの町に沿って流れる川でボートツアーを行うことが出来ます。

 ツアーにはサラピキのツアー会社や、ホテルを通じて予約できる他、

 サンホセからの日帰りツアーでもボートツアーを行うことが出来ます。

 所要時間は約2時間、ナマケモノ、数種類のサル、グリーンイグアナ、

 グリーンバシリスク、カイマンという小型のワニ、ヤマセミ、サギ、シギ等の

 各種水鳥類を観察することが出来ます。

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サラピキ川ボートツアー会場(ボート乗り場)プエルトビエホの町から歩いていくことも出来ます。

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屋根付きのボートに乗り込み、約2時間のボートツアーを行います。

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日光浴をするグリーンイグアナ。ボートツアーでは良く見られます。

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サギ類の種類も豊富。写真は「ハゲノドトラフサギ」。

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②La Selva Biological Station(ラ・セルバ・バイオロジカル・ステーション):

→プエルトビエホの町から約4km程度の距離に位置しております。

 元々は熱帯雨林を研究するための施設でしたが現在は一般の観光客の方にも

 宿泊やツアー等のサービスを提供しています。

 

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ペッカリーという野生のイノシシ。La Selvaの敷地内では高確率で観察出来ます。

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こちらもLa Selvaで観察したケツアールと同じくキヌバネドリの仲間である「ヒメキヌバネドリ」。

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③Rainforest Adventures(レインフォレスト・アドベンチャーズ):

→プエルトビエホの町からは車で約45分程度サンホセからは車で約1.5時間程度の

 距離に位置した私営の自然保護区となります。

 ブラウリオ・カリージョ国立公園に隣接しており動物観察ツアーの他に、

 熱帯雨林の中をゴンドラに乗りながら自然観察を楽しむ「テレフェリコ」や、

 キャノピーツアー等に参加することが出来ます。

 

 サンホセからの日帰りツアーが催行されている他、サラピキのツアー会社などを

 通じて訪問することが出来ます。

 その他、保護区内にはホテルもありそちらで宿泊をすることも出来ます。

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ゴンドラツアーでは俯瞰で熱帯雨林の森の観察することが出来ます。所要時間は1時間15分程度。

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■行き方:

①日帰りの場合:

→サンホセから日帰りツアーも催行されており朝7時頃にサンホセを出発、

 サラピキ川でのボートツアー、エコロッジ内での昼食とトレイル散策と、

 ジップラインまたはゴンドラツアーのどちらかを選べ、1日で3種類の

 アクティビティーを体験することが出来ます。

 

 日帰りツアーに参加する方法はサンホセを拠点として色々な場所を体験したい方

 1日で色々なアクティビティーを体験されたい方にはオススメです。

 

②サラピキで滞在される場合:

→サンホセからサラピキまで混載のツーリストバスが運行されていないため、

 サンホセからサラピキへ行かれる場合は泊りがけのツアーに参加されるか、

 または公共バスを使って行く方法があります。

 

 サンホセのバスターミナルからサラピキの主要な町である

 プエルトビエホデサラピキ(Puerto Viejo de Sarapiqui)までは

 毎日バスが出ています。所要時間は約2時間で料金は大体US5ドル程度です。

 6:30am~18:00pmの間で30分から1時間おき程度のタイミングでバスが出ています。

 以下、サラピキ行きのバスが出ているバスターミナルの情報です。

 

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 公共のバスで襲われたという話は聞いたことがありませんがスリや置き引きには

十分に注意してください。

 

また、似たような名前でプエルトビエホ・デ・タラマンカ(Puerto Viejo de Talamanca)という場所がサラピキと同じくコスタリカのカリブ海地域にあります。

間違ってこちらのバスに乗らないように注意してください。

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サンホセのバスターミナル。こちらのバスターミナルからはサラピキ以外の他のカリブ海地域行きのバスも出ています。

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バスターミナル内のチケット売り場。

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サラピキ行きのチケット。

■オススメの訪問時期:

→サラピキは雨季も乾季もあまり関係なく雨が降る場所です。

 年間を通じて気温の変化も特にありませんのでオススメの訪問時期というのは

 ありませんが通常午後から雨が降り出すことが多いので動物観察等の

 アクティビティーを行う際には午前中に参加されることをオススメします。

 

■持ちもの:

→サラピキは熱帯雨林地域になりますので虫刺されや雨対策が必須です。

①虫刺されの薬や虫よけスプレー:

→森の中のジャングルトレッキングの際は蚊がおりますので虫刺されの薬や、

 虫よけスプレーをご持参することをオススメします。

 ボートツアーやラフティングの場合は虫刺されの心配はありません。

 

②日焼け止め:

→サラピキは熱帯雨林地域となり日中、日が差すと非常に暑くなり紫外線も強く 

 ボートツアーで使用するボートには雨と日差しよけの屋根がついていますが

 腕などの船外に露出する部分は日焼けの可能性があります。

 また、ラフティングツアーやジャングルトレッキングにても日焼けの可能性が

 ありますので日焼け止めクリームなどをご持参頂くことをオススメします。

 

③雨具:

→年間を通じて雨の良く降る地域なので雨具(カサやレインコート)は必須。

 カメラ等の電子機器を保護するために防水カバーや袋を持参すると良いです。

 ない場合はプラスチック袋でも代用可能です。

 

④足元:

→トレイルを歩く際には必ず靴やトレッキングシューズが履いてください。

  また、キャノピーツアーに参加される場合もシューズの着用が必須です。

 ボートツアーやラフティングツアーに参加される場合はサンダルでもOKです。

 また、熱帯雨林には猛毒のヘビや噛みつかれると銃で撃たれたような猛烈な痛みが

 生じるアリ等の危険生物がいますので舗装された道からは外れないように。

 

⑤服装:

→熱帯性の気候なので町歩きやホテルでお過ごしになられる際は半袖、

 半ズボンのほうが快適ですがジャングルの中に入る時には出来れば

 薄手の長袖と長ズボンを着用されることをオススメします。

 

■オススメのホテル:

 →サラピキのオススメホテルをご紹介します。

①セルバベルデロッジ(Selva Verde Lodge):

→プエルトビエホの町から約6.5km程度の場所に位置しており周囲を森で囲まれた

 エコロッジです。

 

 敷地内には整備されたトレイル(遊歩道)があり自由に散策することが出来る他、

 ロッジが主催する動物観察ツアーやナイトツアーも充実しており受付で直接

 ツアーに申し込むことも出来ます。敷地内にはナマケモノ、サル、各種野鳥、

 ヤドクガエルやアカメアマガエルといったカラフルなカエル等が生息しております。

 その他、レストランの下には野鳥の餌台もあり朝等、レストランで朝食を

 とりながら餌台に集まる野鳥たちを観察することも出来ます。

 

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敷地内には2種類のヤドクガエルが生息。写真はそのうちの1種類である「イチゴヤドクガエル」足が青いので、英語では「ブルージーンズ」とも呼ばれます。

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こちらがもう1種類のヤドクガエルである「マダラヤドクガエル」。迷彩柄のような模様のため、英語では「ミリタリーフロッグ)」とも呼ばれます。

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餌台に集まる野鳥たち。特に朝の観察がオススメです。

 ロッジで提供される食事はビュッフェ形式となりサラダ等の野菜を使った料理も

 多いのが特徴の1つです。

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②ホテル・エル・バンブ(Hotel El Bambu):

→こちらのホテルはプエルトビエホの中心部に位置しており周辺には、レストラン、

 スーパー等の選択肢が豊富です。ただし、静けさを求める方には

 余り、適していないかもしれませんが町を散策してみたい方にはオススメです。

 ホテルには同じ名前のレストランも併設しており、食事をとることも出来ます。

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プエルトビエホの中心部に位置しており、レストランやスーパーの選択肢が豊富。

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③タピルス・ロッジ(Tapirus Lodge):

→プエルトビエホの町から車で約45分程度、サンホセからは車で約1.5時間程度の

 距離に位置している私営の自然保護区となります。

 ブラウリオ・カリージョ国立公園に隣接しており敷地内には様々な動植物が生息。

 施設内では動物観察ツアーの他、ジップラインツアー、ゴンドラツアー、

 バードウォッチングツアー、ナイトツアー等に参加出来ます。

 

 敷地内にはバクも生息しており人にかなり慣れているため運が良ければ

 まじかで観察することも出来ます。

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敷地内にはトレイルの他、バタフライガーデンやオーキッドガーデン(ラン園)があります。

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タピルスロッジの宿泊施設の内部。クーラーはありませんが、天井にファンがついています。

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④La Selva Biological Station(ラ・セルバ・バイオロジカル・ステーション):

→プエルトビエホの町から約4kmほどの距離に位置しています。

 元々は熱帯雨林を研究する研究者用の施設でしたが現在は一般の観光客の

 方も宿泊可能です。こちらの施設の場合、周辺にレストランがないため

 3食付きで宿泊されることをオススメします。

 この施設は特に動物観察に興味のある方には特にオススメです。

 

 宿泊者は滞在中に無料の動物観察ツアーが1回付いてきます。(約3時間)

 その他、バードウォッチングツアーやナイトツアーにも別途ツアー料金を

 支払えば参加可能です。

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一般の観光客の方々にも施設を開放していますが、施設内では熱帯雨林地域の生き物の調査が日々、行われています。

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施設滞在中に1回、動物観察ツアーに参加できます。こちらの施設のガイドさんは研究を行っている方も多いので、知識が非常に深く、豊富です。

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■オススメのレストラン:

 →サラピキは今のところ観光開発が他の地域に比べると進んでおらず、

 観光客用のレストランの選択肢が少ないのが現状です。

 

 そのような理由もありサラピキのホテルは3食付きで予約が出来るホテルが

 多いことも特徴の1つですが僕の経験に基づき2か所だけ

 個人的にオススメのレストランと食堂をご紹介いたします。

 

①レストラン・エル・バンブ(Restaurante El Bambu):

→プエルトビエホの中心部に位置しています。コスタリカ料理を提供しており、

 予算は昼食でお一人様当たりUS15~20ドル程度とお考え下さい。

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②ソダ・ラ・マチャ(Soda La Macha)

→Soda(ソダ)というのはコスタリカ独特のスペイン語で「大衆食堂」を意味。

 レストランのような空調などの設備はありませんが

 地元の人々が口をそろえて美味しいという料理は量も多く美味しいです。

 

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ソダ・ラ・マチャで食べた、コスタリカの典型的な昼食である。「カサド(Casado)」。量もたっぷりで味も良いです。

 アクセスがあまり良くないのでプエルトビエホの町からタクシーで行くことを

 オススメします。

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以上、サラピキのご説明とさせていただきます。

サンホセからほど近い場所で、熱帯雨林のジャングルを体験できるオススメの場所です。皆さんもコスタリカへお越しの際にはぜひ訪問してみてください。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは、Hasta Luego! (また 次回!)