Fukurou旅行記

Fukurouといいます。青年海外協力隊で2年間、アフリカで生活→ブラジル等の南米の国々で1年間、仕事と放浪→現在、中米のコスタリカ在住。現地旅行会社勤務。旅、自然、食べ歩き、ビールとコーヒーが大好きです。

幸福を呼ぶ白いコウモリ?シロヘラコウモリをご紹介。

Hola! (こんにちは!)

 

コスタリカ在住のfukurouです。

今回はコスタリカに生息している珍獣の中でも特に観光客の方に人気の珍獣である

「シロヘラコウモリ」のご紹介をいたします。

 

恐らく一般的な人々のコウモリという動物へのイメージは余り良い印象がないかも

しれません。例えば、ヴァンパイアのように血を吸ったり、伝染病を媒介したり。。。

 

シロヘラコウモリは皆さんのネガティブなコウモリに対するイメージを変えてしまうかもしれません。

 

では早速シロヘラコウモリの姿を皆さんにご覧いただきましょう!

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世界でも非常に珍しい白いコウモリであるシロヘラコウモリ。

どうですか?ものすごくかわいくないですか?

こんなコウモリなら家に持ち帰って飼いたくなってしまいますよね?

*コスタリカでは野生動物の採取や捕獲は特別な許可がない限り、犯罪です。

 どんなにかわいくても持ち帰るのはやめましょう笑

 

世界にはこのシロヘラコウモリ以外にも数種類の白い(または白っぽい)コウモリが

生息していますが野生の環境ではなかなか見れるものではありません。

 

コスタリカでは自然保護に力を入れていたり、ガイドのレベルが高く、

動物を見つける能力が高いガイドが多く、ガイド同士の情報交換もしっかりと

行われているという理由もあり場所をしっかりと選べば比較的簡単にこのコウモリが

観察出来ます。

 

次にこのかわいいシロヘラコウモリちゃんの生態やどこで見れるのか?という情報を皆さんにご紹介いたします。

 

■名前:

→日本語では「シロヘラコウモリ」、英語では「Honduran White Bats」と呼ばれます。スペイン語では「モルシエラゴ・ブランコ(白いコウモリという意味)」と呼ばれます。

 

■生態:

→ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマの中米地域に生息しています。

 コスタリカに生息している108種類のコウモリのうち唯一の白いコウモリです。

 主に標高700m以下の熱帯雨林地域で生息していて一般的なコウモリと同じく、

 夜行性でフルーツを主食としており特にイチジクの仲間が大好物。

 その他に昆虫等も食べます。

 

 体長は3cm程度と非常に小さなかわいらしいコウモリです。

 非常にユニークな生態をしており、オス1匹にメスが数匹というハーレムで

 生活をしており、日中はヘリコニアというバショウ科の植物の葉を折り曲げて

 テントのような形にしてそのテントの下で過ごします。

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シロヘラコウモリが日中過ごしているテント。ヘリコニアの葉の両端を爪で引き寄せて、折り曲げ、中央の葉脈の部分を噛んで、両側の葉をテントのように垂れ下らせます。

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ヘリコニアのテントの中ではこのような形でオス1頭にメスが複数のハーレムで生活をしています。

彼らのテントは自然の植物を使っていますからある程度すると穴が開いたり、

朽ちてきます。テントが朽ちてくると彼らは新たなテントを作りそこで生活をします

 

テントを交換する期間はまちまちですが、大体1週間から10日間前後と言われています。

 

彼らの白い体は一見、自然界の中で目立ち不利なように感じますが、実は、

カモフラージュの役割を果たしています。

 

日中は折り曲げた植物の葉の中で固まって生活していますが葉の上から日光が当たる

ことにより葉を透かして入ってくる緑色の光が体にあたり緑色に見えます。

 

■どこで見れるの?:

→シロヘラコウモリを観察したいならサラピキを訪問することをオススメします。

 サラピキの自然保護区でツアーに参加し、案内してくれるガイドに、

 シロヘラコウモリが見たいと言えば、頑張って探してくれることでしょう。

www.fukurou618.com

 

 サンホセから日帰りツアーでサラピキを訪問する方法もありますが、

 動物観察に十分な時間がとれないのでシロヘラコウモリがどうしても見たいという

 方にはオススメ出来ません。

 

 シロヘラコウモリが見たい!という方はサラピキに少なくとも1泊するつもりで

 プランを計画したほうが良いかと思います。

 

 次にシロヘラコウモリが見られる可能性のあるサラピキのスポットを

 ご紹介します。

 

■シロヘラコウモリが見られる可能性のあるスポット:

①La Selva Biological Station(ラ・セルバ・バイオロジカルステーション):

https://tropicalstudies.org/portfolio/la-selva-research-station/

→元々は、サラピキの熱帯雨林を研究する研究者用の施設でしたが、現在は、

 一般の観光客の方にも宿泊やツアーを提供しています。

 ガイドも研究に携わっている人が多く知識が豊富な方が多いです。

 

   ただし、元々が研究者用の施設であったため設備は普通のホテルと比べると

 簡素な施設となっています。

 また、蚊も多いので虫よけや虫刺されのご持参をオススメします。

 

 宿泊者にはガイドツアーが一回(約3時間)が無料で付いてきます。

 アクセスがそこまで良いところではないので、宿泊することをオススメします。

 

②Tirimbina Biological Reserve(ティリンビナ・バイオロジカルリザーブ):

https://www.tirimbina.org/

→1960年代に穀物の研究をしていたアメリカ人によって土地が購入され、

 その後1980年代の後半から本格的な熱帯林の研究が始まりました。

 2001年に私営保護区として指定されました。

 

 保護区内にはホテルやレストランもあります。ツアーも充実しており、

 保護区内を散策するツアーの他、バードウォッチングツアー、ナイトツアー、

 コスタリカの重要な作物の1つであるカカオについて学ぶカカオツアー等があります

 

■観察の時の注意点:

→シロヘラコウモリは夜行性の動物なのでカメラ撮影の時にフラッシュは炊かない

 ように気を付けてください。

 

→シロヘラコウモリは非常に憶病な動物です。観察の時に彼らが寝ているテント(葉)

 やテントを作っている植物には決して触れないようにしてください。

 万が一、テントに触れてしまうとびっくりして逃げてしまう可能性があり、

 一度、逃げてしまうと同じ場所には戻ってきません。

 

以上、コスタリカのかわいい珍獣であるシロヘラコウモリをご紹介しました。

このコウモリを見たら、皆さんにも幸運が訪れるかも?

皆さんもコスタリカにお越しの際にはぜひ彼らを見に行ってみてください!

今回も最後まで記事をお読みいただきありがとうございました!

それでは、Hasta Luego!(また 次回!)