Fukurou旅行記

Fukurouといいます。青年海外協力隊で2年間、アフリカで生活→ブラジル等の南米の国々で1年間、仕事と放浪→現在、中米のコスタリカ在住。現地旅行会社勤務。旅、自然、食べ歩き、ビールとコーヒーが大好きです。

忍者トカゲ?コスタリカの珍獣、バシリスクを紹介。

Hola! (こんにちは!)

 

コスタリカ在住のfukurouです。

 

ご存知の方も多いかもしれませんがコスタリカはエコツーリズム発祥の地とされて

いて地球上の陸地面積のたった0.03%しかない国土の中に地球上の生物の約6%が

生息しているというまさに生き物の楽園のような国です。

 

そんな多様な生き物の中でも観光客の方が「この動物は見てみたい!」と思う動物

である「バシリスク」を今回は皆さんにご紹介します。

 

バシリスクはイグアナ科に属するトカゲの1種で水の上を走ることの出来るトカゲとして有名です。

 

彼らの後ろ足にはみずかきがついていて浮力を利用して水の中に片足が沈む前に

別の足を踏み出してということをものすごいスピード(1秒間に20回といわれる)

で行うことにより水の上を走ることが出来ます。

 

彼らがなぜ水の上を走るのかというと「外敵から身を守るため」であり、

自分の身に危険が迫っていると感じると水の上を走って別の木の枝に移ります。

その他、泳ぎや潜水も得意で最長で30分程度水中にもぐっていることが出来るそうです。

 

水の上を走る行動は特に小さな幼体(子供)が良く行いますが大人でも、

もちろん、自分の身に危険が迫ると水の上を走ります。

ただし体が子供に比べると大きく重いので2~3歩走ると後はずぶずぶと

水の中に沈んでいく光景も見られます笑。

 

その水の上を走るという行動から英語では「キリストトカゲ(Jesus Christ Lizard)」とも呼ばれます。

 

コスタリカで一般的に見られるバシリスクは3種類おりその中の2種類が水の上を

走ることが出来ます。

 

では、その3種類のバシリスクを順にご紹介していきます。

①グリーンバシリスク:

生息地:メキシコからエクアドルまで広く生息しています。

 

生態:体の大きさは90cm~100cmぐらい。オスのほうが大きく、大きなオスでは、

   体長が120cmに達することもあります。

   雑食性で、主に昆虫、小さな哺乳類(ネズミなど)、小さなトカゲを食べ、

   フルーツや花なども食べます。

 

その他:コスタリカでは各地のボートツアーに参加すると

    結構簡単に見れます。特にオススメはトルトゥゲーロや

    アレナルのカニョネグロボートツアーで、

    参加するとほぼ100%の確率で見ることが出来ます。

    その他、サラピキのボートツアーでも見ることが出来ます。

    地域により呼び方の違いがありメキシコではテテレテという

    かわいい名前で呼ばれているそうです。

 

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こちらはグリーンバシリスクの若いオス。若いオスはきれいな緑色の体をしており、年をとるほどに灰色がかったくすんだ緑色に変化していきます。メスはオスにくらべ、頭のトサカや背びれが小さく、目立ちません。

 

どうですか?とってもかわいくないですか?笑

名前の通り緑色の体色をしていて特に若いオスはきれいな緑色の体に白い班があります。

その見た目の美しさから「世界で1番美しいトカゲ」等とも呼ばれています。

 

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うーん、おめめがくりくりでかわいい~。

 

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こちらもバシリスクの若いオス。クレストと呼ばれる背中のひれやトサカがまだまだ小さいです。

②ブラウンバシリスク(ノギハラバシリスク):

生息地:メキシコからベネズエラまで広く生息。

 

生態:グリーンバシリスクとよく似ていますが体色は地味な茶色をしています。

   体長は大きい個体で1m近くにもなります。

   グリーンバシリスクに比べると少し小型で背びれはグリーンバシリスクよりも

   小さい傾向があります。

   グリーンバシリスクと同じくメスはオスよりも小さくオスの半分ぐらいのサイズ

 

その他:主にコスタリカの太平洋側地域で見られます。オススメは

    マヌエルアントニオ国立公園やコルコバード国立公園でよく見られます。

    その他、カリブ海地域でも見られサラピキという地域がオススメです。

 

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ブラウンバシリスク(おそらくメスか若いオス)。体も背びれもグリーンバシリスクと比べると小さい。写真はコスタリカのサラピキで撮影しました。

③ヘルメットバシリスク:

生息地:メキシコからコロンビアまで広く生息。

 

生態:主に標高の低い熱帯雨林地域で見られます。体長は他のバシリスクに比べると

   小さく平均36cm程度。ヘルメットをかぶったような形の頭をしていて、

   そこから英語では「ヘルメットバシリスク(Helmeted Basilisk)」と呼ばれ、

   活発に動き回らずにじ~と木の枝などに擬態して獲物を待つ習性から

   「オールドマンリザード(Oldman Lizard)」とも呼ばれます。

   他のバシリスクと異なりメスのほうがオスよりも大きい傾向があります。

   

その他:他のバシリスクと違い活発に動いたり、水の上を走ることはありません。

    彼らが獲物を捕らえる方法も他の2種類のバシリスクとは大きく異なり

    木の枝に擬態してひたすらに獲物を待ちます。そして、獲物が気付かずに

    近づくとバクっとかみつき、捕食します。

    基本的に近づいてもほとんど動かず、手で捕まえることさえ出来ます笑

    コスタリカの熱帯雨林地域で広く生息していますが擬態の名人なので

    なかなか野生の環境下で見るのが難しいバシリスクです。

    僕は今までにマヌエルアントニオ国立公園とサラピキで見ています。

    自分一人で探すのは難しいのでどうしても見たいという方は

    プロのガイドを雇って探してもらう方法がベストだと思います。

 

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擬態の名人でコスタリカの熱帯雨林地域で広く生息していますが、野生の環境では、なかなか見ることが出来ません。

以上、コスタリカでよく見られる3種類のバシリスクのご紹介をさせていただきましたが、如何でしたでしょうか?

 

同じバシリスクでも見た目や習性が全然違いどの子も個性的でかわいいですね笑。

コスタリカにはバシリスクの他にも様々な動物が生息していますのでこれからも

皆さんにご紹介していきたいと思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、Hasta Luego!  (また 次回!)